• こういう(畳へり)はいかがですか? パート1

    3月に畳換えをしたお客様のご紹介です。
    最近出来た新しいデザインの縁を使っていただきました。
    昔からある一般的な畳縁よりも、ずっとシンプルで、すっきり明かるい印象です。
    けれども伝統的な麻の葉模様なので落ち着いた高級感あり。。
    若い年代の洋風なお部屋にももちろん和風どちらにもしっくり合います。
    へり:佐古田商店オリジナル 麻の葉ベージュ
    畳表:国産太麻天然い草 上級表


  • 畳表の等級の違いは何の違い?その②

    前回、い草の長さについて書きましたが、今日は畳表(わかりやすく言うとござの事です。)の経糸の話をします。い草を織る際の経糸の種類によって厚み、弾力、強さが違います。写真下の畳表は経糸が綿糸一本の物。真ん中は麻糸一本の物。上は麻糸か2本使われています。綿糸よりも麻糸の方が硬くしっかりしていて強いですから、綿糸一本の物より麻糸を使った物の方しっかりし、さらに麻糸2本であれば厚みも強さも増してしっかりした畳表となるわけです。ちなみに当店で多く使っている畳表は綿と麻を1本ずつ入れた綿麻W表や太麻表と言うのがあります。畳に経糸の違いがあるなんて、ほとんどの方はご存知無いかと思いますが、大きな違いなのです。

  • い草の等級は何の違い?その①

    畳替えの価格には数種類のランクがあります。何が違うのでしょうか?材料となる畳表の産地・ブランドと言うのはもっともの区別ではあるのですが、わかりやすい区別のしかたの大きな一つの要素として、写真の様に丈の長いい草を使って作られた畳表が良いい草になります。

    刈り取ったい草は、先端と根元は色が良くないので中心部のよいとこを中心に織り込まれます。長いい草程その良い部分が多いので一枚の畳表のきれいな部分も多く作ることが出来ます。尚且つそのい草を本数多く使って織り込んだ畳表程、目の積んだしっかりした良い畳表が出来ると言う事ですが、さらに畳表の違いには経糸(たていと)の違いと言うのがあります。そのあたりについては又次回記載致します。

  • 畳の色はこんなに変わります。

    13年経過した畳の交換を承りました。通常5年程で痛んで表替えする家庭が多いのですが、丁寧なお手入れと住まわれ方をされていたせいでしようか、傷も少なく良い飴色になっていましたが、新畳に交換するとこんなに色が違います!新しい畳は足触りも柔らかいですし、い草の香りも良く、きっと梅雨時でじめじめじめして、コロナ禍でのストレスがあられたりしてもだいぶスッキリしていただけるのではないかと思い納品させて頂きました。